帰り道
ちょっと疲れて車内でうとうとしていると、水色のジャンバーを着た電機工事の
方が目の前に立っていました。現場からの帰りだろうか、ぼんやりと考えながらうとうとしていると、突然目が覚めました。
ジャンバー咳をして、吸入器を取り出してシュッとしていました。
驚いて、私は立ち上がり席を譲ると、安堵のスマイルを浮かべながら席に座り、
私はジャンバーにあめを差し出すと、にっこり笑って受け取りました。
それぞれの今日の帰り道、小さな出来事がちょこっと心に残る瞬間でした。
tonbo